成人看護学(急性期)実習前の事前学習レポートです。
術後合併症について 手術後起こりやすい合併症 種類 合併症(疾患) 呼吸器合併症 手術直後の気道閉塞、無気肺、肺炎、肺水腫、ARDS 循環器合併症 不整脈、心不全、虚血性心疾患、深部静脈血栓症、肺塞栓症 創部の合併症 術後出血、縫合不全、創部感染 消化器系合併症 腸管麻痺、ストレス性潰瘍、術後肝炎 腎・泌尿器合併症 排尿障害、尿路感染症、急性腎不全 内分泌・代謝障害 高血糖、糖尿病、尿崩症 術後精神障害 術後せん妄 神経系の合併症 術後神経麻痺 呼吸器系合併症
・手術後合併症の中で最も頻度が高い。
・年齢、基礎疾患の有無、栄養状態、手術部位・術式、喫煙歴などによって発生頻度が変わる。肥満、喫煙などの条件によって増大する。
○発生の頻度をあげる条件
・術前から上気道感染がある
・低アルブミン血症やステロイド剤使用、糖尿病などの併存で感染に対する抵抗力が低下している
・開胸手術や開腹手術、3時間以上の長時間手術
おもな呼吸器合併症
(1)術直後の気道閉塞
(2)無気肺
(3)術後肺炎
(1)術直後の気道閉塞
おもに手術室内の回復室でみられるが病棟へ帰室する途中や帰...