①血圧とは
②最高血圧,最低血圧とは
③血圧の正常範囲
④平均血圧とは
⑤低血圧とショック
⑥血圧基準値
⑦高血圧の原因・本態性高血圧と二次性高血圧
⑧本態性高血圧の危険因子
⑨高血圧の危険性
⑩日本における高血圧
⑪液柱型血圧計(聴診法・触診法)
⑫弾性型血圧計(聴診法・触診法)
⑬家庭用血圧計(電子血圧計)
⑭水銀血圧計での測定手順と注意点
⑮高血圧の治療
参考文献有り
句読点は全角,と.
題名
「血圧の基礎知識及び血圧測定方法について」
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学籍番号 :
氏名 :
①血圧とは
血圧は心拍出量と末梢血管抵抗の積1)で表わされる.例えるなら,ホースに流れる水の量とホース自体の圧力の積2)である.
②最高血圧,最低血圧とは
心室の収縮期における血圧を収縮期血圧(最高血圧)と呼び,心室の拡張器における血圧を拡張期血圧(最低血圧)3)と呼ぶ.また,血圧の表記はしばしば,最高血圧/最低血圧mmHg(ミリ水銀柱)3)と表わされる.
③血圧の正常範囲
成人男性の血圧の正常範囲は100~140/60~90mmHgであり,正常値は120/80mmHgである.また,血圧の正常値は年齢や性別によって差がある.例えば,2歳児の正常血圧は95/65mmHgとなっている.3)
④平均血圧とは
平均血圧は三分の二の拡張器血圧(最低血圧)と三分の一の収縮期血圧(最高血圧)との和で求められる.器官は平均血圧を感知しているため平均血圧は重要な要素であり,また平均血圧は拡張器血圧に偏って表現されているため,拡張器血圧を重視することが臨床上の基本となる.3)
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