ケースブック行政法第4版 第1章まとめ

閲覧数3,101
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 7ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    授業、自主ゼミで作成した資料です。設問に対応した形になっています。自主学習にお役立てください。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    ケースブック行政法第4版 第1章 行政立法と条令
    参…参考文献
    1-第1問

    理由:福祉国家実現のためには行政権が迅速に国民生活に介入する必要があり、専門的知識・機動性に富む行政権に立法を委ねる必要がある。また、憲法は73条6号で委任命令の存在を予定している。

    要件:法律において命令で定めるべき事項を列挙する等、委任事項を個別具体的に定める場合には憲法の枠内で定められた委任として許される。

    限界:白紙委任は実質的に行政権に立法を委ねることになり、法律の法規創造力の原則(憲法41条)の意義を失わせるような委任の仕方であるので許されない。
    参 高橋信隆「行政立法の法的統制」行政法の争点【第3版】26頁
    1-第2問

    法規命令:行政機関が定立する国民の権利義務に関わる一般的規範。委任命令と執行命令がある。

    委任命令は 法律の委任(個別的授権)を受けて行政機関が制定する命令(憲法73条6号)で、私人の権利義務の内容自体を定めるもの。

    例:国家公務員法102条1項と人事院規則14条7

     執行命令は 法律があることを前提にして、当該法律を具体的に実施するために必要な事項を定める命令で、権...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。