中央大学 合格レポート 2012年度 国際政治史 第1課題

閲覧数1,385
ダウンロード数7
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    評価A

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    国際政治史(G04A)2012年度
    第1課題

    イギリスの産業革命発生のプロセスと、この革命を可能にした条件・前提について、整理しつつ論述しなさい。
    産業革命とは、工場制手工業から工場制機械工業への短期間の内の移行の事を政治上の革命になぞらえていわれている。このような意味での産業革命は、歴史上イギリスにはじめて起こり、イギリスの産業革命は1760年代から1830年代までという比較的長い期間に渡って漸進的に進行した。
    17世紀に、イギリス東インド会社がインド貿易をはじめると、インド綿布はイギリスで流行するが、インド綿布の流行で危機感を持ったイギリスの毛織物業者の働きかけで、イギリス政府は1700年、インド綿の輸入を禁止した。

     しかし、禁止されても綿布の需要はあり、西インド諸島などから原綿を輸入して、イギリス国内で綿布の生産が始まった。綿布の流行で需要に対する供給が追い付かず、大量に生産するための技術の改良がはじまった。

    ジョン・ケイが織機の真髄ともいえるシャトル(飛び杼)を発明したことで織機の高速化が実現し綿布の生産効率が飛躍的に高まったが、そのために原料の綿花そのものが不足した。...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。