【聖徳大学】アジアの文化Ⅱ 第1課題[B評価] + 第2課題[B評価] + 試験対策[A評価]

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    資料紹介

    ■第1課題 第1設題 B評価
    白川静『文字遊心』(平凡社ライブラリー)を各章の大見出しごとに要約してそれぞれの要旨を示せ。
    [講評]
    ・神話的・呪術的な解釈に特徴のある白川文学を丁寧に学んでいる。
    ・各章の分量にあわせて狂・臣・火・水をもう少しきめ細かく述べるとなおよい。

    ■第2課題 第1設題 B評価
    宇都木章『出土文物から見た中国古代』(汲古書院)の内容を第一章から第八章まで章ごとにまとめよ。
    [講評]
    ・各章の叙述を順序の通りまんべんなくまとめている。
    ・冒頭で述べている異文化交流の視点を後半にも持ち続けるとなおよい。

    ■試験対策 A評価
    論述の対策文 全4問
    ※選択論述のため必要最低限の対策
    ※経年による傾向の変化は自身で確認のこと

    ■参考文献
    『文字遊心』白川静 平凡社ライブラリー 1996年11月15日
    『出土文物から見た中国古代』宇都木章 汲古選書 2008年11月10日

    ■備考
    資料は試験対策の内容を確認いただくため「試験対策→第1課題→第2課題」の順に記載。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    【試験対策】
    <問1>
    (1)火の古代中国の民俗について、キーワードを6語以上使用して論述せよ。
    [キーワード:犠牲、邪悪、光、日、家族、聖火、王、祭祀、焚殺、災火]
    ①火は神話的思考を背景に儀礼的意味を有し、その習俗が文字の形象に見られる。
    ②火の動詞形である「燬く」の字形は、年少者を遮迾の犠牲とする意を示す。
    ③火が呪禁として邪悪を滅ぼすものであったことがわかる。
    ④「光」の字形は火を頭上に戴く人を表し、神聖なる火を扱う職能者の意を示す。
    ⑤光が日の関連語なのは、儀礼的手続きの際、火を日光より取得したためと考えられる。
    ⑥また、中国では家族を同爨と呼び、「爨」はかまどの上の器でものを煮炊きする形である。
    ⑦炉の火を媒介として祖神との和合を行う「同爨共食」の習俗を想起させる。
    ⑧このように、古代中国において火は聖火の役割を果たしてきたのだ。
    (2)水の古代中国の民俗について、キーワードを6語以上使用して論述せよ。
    [キーワード:災、水害、安、女、受霊、清め、洗、みそぎ、遊行、河神]
    ①水は聖なる力の源泉であり、その習俗が文字の形象に見られる。
    ②「災」の起源は「巛」であり、「巛」は豪...

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