水制限-バソプレッシンテスト

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水制限-バソプレッシンテスト
目的
下垂体後葉機能低下症の有無を診断するための主要な検査法で、特に一日の尿量が10Lを越える場合に、尿崩症と心因性多飲症との鑑別に用いられる。
対象
一日の尿量が10Lを超える患者(尿崩症と心因性多飲症との鑑別が必要な症例)
禁忌
脱水症状のある患者、虚血性心疾患や脳血管障害のある患者
予測される危険性
体重の減少に伴い、頻脈または血圧の低下等脱水の症状をきたし、強度の場合にはショックに陥る危険がある。よって、検査中は常に医師が観察し、脈拍数、血圧、体重に留意しショックの危険があるときには検査を中止する必要がある。
必要物品
体重計、採尿コップ...

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