連関資料 :: 神経

資料:77件

  • 神経の活動電位の記録(カエル)
  • カエルの坐骨神経を用いて活動電位を記録し,神経線維の伝導速度を調べる. *坐骨神経…ヒトの場合,坐骨結節と大転子を結ぶ線の中点から大内転筋の後面,つづいて同筋と大腿二頭筋長頭の間をほぼ縦に垂直に下行していく神経.今回の実験では,脊髄から膝にかけて神経を採取した. *静止電位…細胞では,細胞膜の能動輸送によってNa+は外側に,K+は内側に移動する.よって,細胞膜の内側が負,外側が正に荷電する.この電位差を静止電位という. *活動電位…刺激を受けるとNa+が流入し,やや遅れてK+が流出する.このときの電位の変化を活動電位という.興奮の伝導速度は,線維の太いものほど速く,温度にも影響される.
  • レポート 理工学 活動電位 静止電位 カエル 坐骨神経 神経
  • 550 販売中 2005/07/16
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  • レポート 神経筋再教育について
  • 神経筋再教育について 【はじめに】  神経筋再教育は、1940年代より使用されている用語であるが、その治療原則や方法について議論されることは少なくないようである。PNF、Bobath、Rood、Brunnstromらの方法は、神経生理学的アプローチと呼ばれ、神経筋再教育の一部であるがこれら個々の技術について興味を示すものが多い。実際には、これら特殊な技術は従来の技術に比して有意な差は認められていない。諸家の原則は、神経生理学的原則や発達学的法則に共通する所が多く、個々の技術を学ぶよりこれらの共通点を一般的原則として学ぶほうが臨床において有用となる。   【神経筋再教育とは】  Benettによると、「骨格筋の随意運動の発達、または回復を目的とした運動療法の方法」とされ、具体的には1).運動の認知および随意運動の発達。このことにより随意的反応を高め、2).安全で社会的に受け入れられるような運動形式における筋力および持久力の発達させることであり、つまりは運動麻痺の回復の促進が目的である。当然、実用的機能を有する為には、筋力や持久力の問題も考慮しておかなければならない。運動麻痺は、器官機能障
  • 発達 障害 神経 運動 問題 治療 技術 自然 認知 方法 看護 看護学
  • 550 販売中 2009/04/27
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  • 体性求心性神経及び内臓求心性神経の活動電位の記録(ラット)
  • 伏在神経から活動電位を記録し,様々な体性感覚刺激に対する変化を観察する.また,減圧神経から活動電位を記録することにより,血圧の上下に伴う内臓求心性神経活動の反応を観察する. 伏在神経は膝関節の内側を下行し,下腿の内側面から足背の皮膚に分布する.手順?の結果,右足以外ではほとんど反応せず,右側でも大腿部より末梢側の刺激に対して敏感に反応していた.今回の実験では右後肢の伏在神経について調べたため,それより末梢側の領域の刺激に対して興奮が大きかったといえる.ここから,伏在神経はその神経自身より末梢側の領域の刺激を支配することが分かった.   それぞれの刺激に対する反応を比較すると,ブラシ刺激よりもピンチ刺激や鍼刺激で大きく反応していた.また,1回のみの刺激よりも,刺激を何度か繰り返したほうが活動電位は大きかった.活動電位の大きさは,刺激の強さが閾値以上であれば,その強さに関係なく一定となる(全か無かの法則).よって,神経は刺激に対して興奮するかしないかのいずれかであり,今回の場合,何度か刺激を繰り返すことで強い刺激に対して興奮する神経が増えたのだと考えられる.   手順?で血圧の上下に伴う減圧神経の変化を見ることはできなかったが,安静時には,肺が伸展するのと同時に活動電位が記録できた.このことから,人工呼吸に合わせて圧受容器が反応していたことが分かった.圧受容器は大動脈弓の壁面と頚動脈洞の壁面の2箇所にあり,そこで受けた刺激で減圧神経が興奮し,動脈圧をモニターしていると考えられる.
  • レポート 理工学 活動電位 伏在神経 ラット 体性感覚刺激 減圧神経
  • 550 販売中 2005/07/16
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  • 局所麻酔に関すること(神経ブロック、伝達麻酔)
  • 局所麻酔に関すること(神経ブロック、伝達麻酔) 神経ブロックとは 解剖学的に指標となる骨や筋肉の目標がはっきりしていて、神経を確実に捉えることができる場合には、その神経に直接少量の局所麻酔薬を注射して、その神経の支配している領域全体を麻酔することができる。この麻酔法は手術以外に痛みの診断、治療に利用され、ペインクリニックに広く用いられている。多くの神経ブロックの方法がある。 腕神経叢ブロックとは 局所麻酔薬の濃度は1%以下でも十分な痛覚と運動麻痺が得られる。注入量は30~40ml前後とやや多めに用いないと麻酔域が狭く、麻酔の不十分な部位が残る。ただし、上腕内側はT2-3由来の肋間上腕皮神経が腕神経叢に入らず直接支配することから、いずれの部位でブロックしても麻酔作用は不十分となる。 閉鎖神経ブロックとは 閉鎖神経は第2~4腰神経の前枝よりなり、骨盤の閉鎖孔上内側を通って大腿に入り、主に大腿内転筋の運動を司る。途中、膀胱の尿管口近くを通過するため、脊椎麻酔や硬膜外麻酔により脊髄および神経根が麻酔されていても、電気メスでその部位が刺激されると、内転筋の収縮による急激な大腿の内転・屈
  • 電気 ロック 神経 運動 比較 治療 呼吸 血圧 合併 意識 看護 看護学
  • 550 販売中 2009/04/15
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  • 運動神経刺激による筋収縮(カエル)
  • 運動神経による骨格筋の支配様式を理解するとともに,骨格筋の収縮の性質について学ぶ. *骨格筋…全身の骨に付着し,脳脊髄神経の支配を受けて随意的な収縮を行う.筋は骨格筋線維の束より成る.線維の内部を満たす筋原線維には,暗く見えるA帯と,明るく見えるI帯とが交互に並んでいる.A帯にはミオシンから成るAフィラメントが,I帯にはアクチンから成るIフィラメントが並んでいる. *筋収縮…筋収縮に用いられるエネルギーは,すべてATPから供給される.筋肉中のATP量は,筋収縮に伴って分解されてもクレアチンリン酸の分解,好気呼吸や解糖になどによって直ちに再合成されるので,常に一定量保たれている.しかし,解糖の過程で乳酸が蓄積すると,筋は疲労して収縮しなくなる.生成した乳酸の一部は,ATPを用いてグリコーゲンに再合成される(図1).
  • レポート 理工学 筋収縮 骨格筋 運動神経 収縮 カエル
  • 550 販売中 2005/07/16
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  • ウサギでの迷走神経切断、刺激による変化について
  • ・迷走神経の切断 迷走神経を切断すると、血圧は一次下降し、その後上昇して元の血圧より少しだけ高くとどまった。知見によると心臓に分布する迷走神経はコリン作動性であり、興奮によって心臓の収縮性を低下させ、血圧を下げる働きがある。このことにより、切断が刺激となり降圧反応が生じた後、切断のせいで副交感性の抑制がなくなり、その結果昇圧反応が生じたからであると考えられる。 また、心拍数は切断した直後若干の低下を示している。知見によると、アセチルコリンがペースメーカー電位に作用して、緩徐脱分極のスロープを緩やかにする。アセチルコリンは膜のカリウムイオンに対する透過性を高める。このため、拡張期の外向きカリウムイオン電流が増え、緩徐脱分極を抑制する。心拍数が低下したのはこのためと考えられる。 ・ 迷走神経の末梢端刺激 末梢端を2Hzで刺激すると最高血圧にあまり変化は見られなかった。最低血圧については低下する傾向がある。このせいで、脈圧はむしろ上昇しているように見える。心拍数は20パーセントも急激に低下している。  10Hz、50Hzの刺激では、落ち込みの幅がより大きいものとなっている。最高血圧は50ヘルツで約30パーセント減少している。最低血圧は、10Hzでは約33パーセント、50Hzでは約68パーセントも落ち込んでいる。したがって脈圧はむしろ上昇している。  心拍数は激しい変化を見せた。10Hzでは約56パーセント、50Hzでは一見心停止までしているような状態にまで低下する。  知見によると、迷走神経はペースメーカーである洞房結節に抑制性の影響を与える。したがって、末梢端の刺激が洞房結節に抑制をかけこのような結果になったと考えられる。また、心筋の収縮性の低下は心室筋には余り影響がなく、心房筋に強く影響するため、最高血圧よりを最低血圧が大きく落ち込む結果になったと考えられる。
  • レポート 医・薬学 生理学 迷走神経 刺激 切断
  • 550 販売中 2006/01/11
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  • 神経系の仕組みと脳の機能について説明せよ。
  •  大脳を外部構造からみると、左右に左半球と右半球があり、それぞれ、前頭葉、頭頂葉、後頭葉、側頭葉に分けられ、前頭葉と側頭葉の間の内側に島が存在する。中心溝より前は、運動と行動の制御を、後ろは感覚と知覚情報の分析を司っているといえる。また、左右でみると、左半球は優位性、すなわち、言語・算術、理論等を主たる役割とし、右半球は非優位側、すなわち、音楽・幾何学・発想等を主たる役割としている。 このように大脳機能局在とは、機能毎に領域があって、病気の人を診ると判る。1950年代の終わりから60年代にかけて電気刺激で調べられた。体をデフォルメしてマップした形になっている。  心身障害の身体的背景として、中枢神経(脳、脊髄)と末梢神経(脳神経、脊髄神経、自立神経)とから成る神経系の障害はとくに重要である。従って、心身障害者を理解するためには、神経系の解剖、生理、病理についてひととおりの知識をもつ必要がある。  神経系は中枢神経系と末梢神経系とに大別されるが、前者には大脳(脳随)と脊髄とがあり、大脳は頭蓋骨、脊髄は脊椎骨という頑丈な容器の中で保護されている。  末梢神経系は脳神経と脊髄神経との2種類があり、全身のすみずみにまで分布している。この2つは、脳と脊髄という中枢から出ているが末梢神経であることに注意したい。  末梢神経系の一部に自律神経系がある。これは主として内臓を支配する調節神経系であるが、末梢神経のうち、機能的に分類されたシステムに対する名称と考えてよい。意志とは無関係に、自然に生体内の諸機能を調節している神経系である。  自律神経系に対するもうひとつの末梢神経系が脳脊髄神経系で、筋肉を意志によって動かす運動神経系と、痛覚や温感、冷感などの温度感覚にかかわる知覚神経系との両者を総称する。  手足を動かすためにはまず、大脳の中枢(運動領域)から命令が伝達されねばならない。その経路は必ずしも一真線に手足の筋肉に到達するのではなく、いろいろの迂回路をたどってゆく。まず大脳の運動領という皮質の部分、発達的には生後数ヶ月という早い時期に成熟する部位である。この部位には、錐体細胞という特殊な神経の細胞が存在しているのが特徴である、これは運動の刺激を送り出すものである。また、これは運動領の皮質領域は身体の各部に相当してその支配領域が配列している。ことに手や指の運動支配が高度に発達しているしるしでもある。 次にこの皮質の神経細胞(ノイロン)から出発して神経の線維は脳幹部や延髄を通って脊髄に下ってゆく。この経路を錐体細胞の名をとって「錐体路」という。錐体路は随意運動を行う上で不可欠の経路である。ところがわれわれがうまく身体を動かすことのできるのは、錐体路の働きだけによるものではない。たとえば、われわれがなにも考えないでも自然に歩くことができるのは、意識しないでも自動的に筋肉の緊張性が調節され、右足が地につくと同時に左足が前方に進む。このような無意識に行われる筋肉や神経の調節は、錐体外路という神経の路から常に体の平衡器官(小脳や前庭など)の情報を総合判断して、一定の刺激が出ていることによってスムーズに行われている。換言すれば、錐体路はハイウエイであるとするならば、錐体外路はバイパスである、また車の流れを調節する監視所のような働きをしている。  人類の脳には、その背景におよそ10億年にもおよぶ生物進化の長い歴史がある。すなわち、この地球上に出現した無数の生物が、それぞれの環境に適応しながら生きていくためには、外界の情報を的確に把握し、内部的なみずからの生物機能との調和を保
  • レポート 教育学 神経系 脳の機能 障害児
  • 550 販売中 2007/08/22
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  • 血圧・心拍数の神経性調節(ラット)
  • ラットを用い,迷走神経の刺激や体性感覚刺激,自律神経作動薬を投与した際の血圧・心拍数の変化を観察し,神経性調節の仕組みを理解する. 表1,2や図1,2から,電圧や周波数が大きくなるほど心拍数・血圧の変化が大きいことが分かった.しかし,比例的に変化するのではなく,ある刺激点で大きく変化していた.これは,各段階の刺激に対して興奮する神経の数に差があるためだと思われる.また,実際のデータを見ると,刺激してすぐに変化し刺激を止めるとすぐに回復しており,副交感神経系がすぐに作用する様子がよく分かった. 自律神経作動薬の投与では,どちらも濃度の濃いものほど変化がはっきり表れた(表3,4).アセチルコリンを投与すると副交感神経が作動し,心拍数・血圧ともに下がった.アセチルコリン12.5μ/kgを投与して30秒後に心拍数・血圧が上がっているが,これはアセチルコリンの分解が早いためだろう.心臓に行くまでに分解されてしまい血管にしか働かないため,心拍数よりも血圧によく変化が出たのだと思う.ノルアドレナリンの場合は交感神経に作用し,血圧・心拍数は上昇した.ノルアドレナリンは心臓まで分解されないため,変化は血圧にも心拍数にもよく表れたのだと思われる.  体性感覚刺激では,ブラシ刺激のような非侵害性刺激ではほとんど変化が見られなかったが,ピンチ刺激のような侵害性刺激には,手と足で血圧・心拍数ともに大きく変化した(表5).これは,手足からの刺激の入力が頚椎や腰椎に伝わるのに対し,腹部からの入力は胸椎に伝わり,反応が弱くなるためだと考えられる.今回の実験で,体性感覚刺激に自律神経が関与する様子がよく理解できたと思う.
  • レポート 理工学 血圧 心拍数 迷走神経 体性感覚 自律神経
  • 550 販売中 2005/07/16
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